【23周年記念】飛騨牛のパイ包み

今だけ!季節メニュー

23周年コースのお料理のご紹介も今日が最後です。

今日は23周年コースお肉と、シエスタ名物、秋の味覚お料理のご紹介です。

先ずはお肉料理です。

2021年に全国のオーナーシェフが選ぶ絶品グルメ、グランドキュイジーヌでグランプリを獲得した、

■じっくりコトコト3時間煮込んだ飛騨牛シチュー

という、お料理があります。

今回はグランプリを受賞した、このお料理を、さらに進化させてご提供します!

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以前、何気にスマホを見ていると、ピコーンと通知。

ある関東のレストランからのラインでした。

「凄い牛肉が入荷しました!」と。

続きを読み進めると、凄い牛肉の正体は飛騨牛。

なんだか岐阜県民として嬉しくなりました。

それもそのはず、我ら岐阜県の名産、飛騨牛は、平成14年に岐阜県で開催された、第8回全国和牛能力共進会において日本一を獲得。

この大会は5年に一度開催され、「和牛のオリンピック」と呼ばれるほど大きなものです。

23周年のメインデッシュは、岐阜県が誇る飛騨牛のお料理です。

飛騨牛は、地元の老舗精肉店から取り寄せます。

使用する飛騨牛はA5ランクの最高級ものを厳選。

料理の完成までは、長い道のりです。

「加藤君、煮込み料理は、慌てずじっくり、愛情を込めてね!」

私の料理の師匠の言葉です。

飛騨牛は長時間の煮込みで極限まで柔らかく煮込むため、型崩れしまいようにお肉を成形します。

飛騨牛は成形後表面を強火で焼き上げます。

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この作業はリソレといい、肉の旨みを閉じ込めます。

焼きすぎると、お肉の仕上がりが堅くなり、焼き足らないとソースの色やコクに影響します。

次はお野菜。

人参、玉葱、セロリなどの香味野菜をオーブンで焼き上げお野菜の甘みや風味を凝縮。

その後お野菜と、お肉を一緒に、大きな寸胴鍋で、3時間程煮込んでいきます。

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沸騰させると、雑味がでるので、じっくりコトコト煮込んでいきます。

3時間煮んでだお肉は柔らか過ぎて、お鍋から取り出す際に気を許すと崩れてしまうので慎重に取り出します。

粗熱を取った後、冷蔵庫に保存します。

次にソース作りです。

お肉と香味野菜のエキスがたっぷりの煮汁を、完熟トマトを加え更に煮詰めます。

途中で表面に浮いてくるアクや脂を丁寧に取り除いていきます。

5時間煮詰めた後、裏ごしてたらスープ状のフォン(出汁)の完成です。

フォンだけでは濃度がたりませんので、お肉と合わせた際に良く絡むように、小麦粉をバターで香ばしく炒めたルーをつくります。

フォンとルーをお鍋で煮込めば飛騨牛の旨みと野菜の甘みが凝縮されたソースが完成します。

食欲をそそる香りで、色は艶やかなチョコレートをしています。

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オーダー時に飛騨牛を1人前ずつ切り分けて、コクと酸味を補う赤ワインで煮込みます。

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そしてパイで包む工程になります。

薄くのばしたパイ生地に飛騨牛をのせます。

更にマッシュルームを刻んでじっくり3時間ほど弱火で炒めた
フレンチの定番、シャンピニョンデュクセルを包み込みます。

パイ生地に卵液を塗り、200度のオーブンでこんがり焼きあげます。

運ばれてきたお料理からフワッ~とコク深い香りが漂います。

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ナイフで切ると柔らかな飛騨牛とシャンピニョン。

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サックリとしたパイ生地と柔らかな飛騨牛、シャンピニョンの旨み。お肉はホロホロと口の中でほどけてゆく。

とろーりとした、チョコレート色のソースをたっぷりお肉に絡めてもう一口。

飛騨牛とお野菜の旨みが凝縮したコク深い味わいが、口一杯に広がります。

手間暇かけた1品をお楽しみ下さいね!

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